一物一価とは、同じ品物、同じサービスであれば同じ価格であるはずだというものです。
この波がどっとわが国に流れ込んできたのが今の不況の根本原因です。
ところが、国内では一物二価が厳然として存在しています。
それが官民格差というものです。
同じサービスなら公務員より、民間人の方が価格を下げられ、かつサービスが向上するのではないかというのが「官から民へ」という発想でした。
実際、公務員の間では本来の仕事をせずに組合活動をする「ヤミ専従」や、勤務時間中に私用で職場を抜け、タイムカードだけを押すという「キセル勤務」などの勤務実態が明らかになりました。
また「カラ残業」や「カラ出張」、補助金の不正使用と公私混同のお金の使い方など、民間から見れば、明らかにたるんでいる姿が白日の下に晒(さら)されました。
しかも、財政の悪化に関係なく、給与は青天井で上り続けます。
民間が不況で給与を据え置いているか、下げているのにこの不公平は何だ!と批判の目が向けられました。
(市職員ひとりひとりの給与が公開されている阿久根市では、所得は民間の2倍以上、阿久根市職員の54%が700万以上であることから、平均を700万とし、これから所得を割り出すと約500万になる)
阿久根市の職員給与一覧
http://www.city.akune.kagoshima.jp/sisei/syokuin.pdf 
民間の給料(参考に載せました。出所は国税庁HP)

少しは、民間の仕組みを学んで欲しいということで、各自治体でも貸借対照表、損益計算書が作成されていきました。
こういった考えが今、「国民主権」の名の下に反故にされ、ますます公務員の権限は増大しようとしています。
「天下り禁止」の名分の前に、65歳の定年まで役所で勤め上げる仕組みを作るのだといいます。
そのための新しいポストを作り、無駄な仕事を作るということです。
私たちは官僚に始まる公務員全体の甘えや無駄をなくしてほしいと思っているのに、全く逆のことが行われようとしています。
また、民主党の新人議員も本分の国会の仕事をしないで、次回の選挙のための運動をさせるといいます。
これは国会議員のヤミ専従と言えないでしょうか。
こんなことから、無駄はどんどんふくらみ、公務員、議員天国は改善されるどころか、ますます増えようとしています。
一方、サラリーマンは所得の10割を当局に捕捉され、しかも扶養控除、配偶者控除は召し上げられようとしています。
(税制改正で税金の補足率がサラリーマンは10割、その他の自由業などは5割とか3割、いわゆるトーゴーサン問題という不公平については一切言及されていません)
まじめでおとなしいサラリーマンからは税金の取り放題、官(議員も含む)はやりたい放題と官民格差は拡大するばかりです。
言うこととやることが違っています。
posted by yoshi at 08:00| 鹿児島

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